犬飼ターボ「CHANCE」レビュー~"成幸のカニミソ"が成功へと導く~

2017/02/02


こんにちは、ニチヤです。

今回は、最近読んだ本の中でとても印象に残った、
犬飼ターボさんの"CHANCE<チャンス>"を紹介したいと思います。

51p5128p72l-_sx341_bo1204203200_ 飛鳥新社 (2005/7/5)


 

1,はじめに


僕自身、犬飼ターボさんの本を読むのは三冊目になります。
その中でも、この本をあなたへ紹介しようと思った理由は
"成功までの過程"が描かれた本であり、
僕のビジネスに対する考え方を変えた一冊でした。

日常・社会・趣味等の様々な場面で役立つ考え方や、
思考の流れが詰まった一冊ですので、
一つでも多く共感して頂けるようにまとめたいと思います。

 

 

2,どのような内容なのか

個人で中古車販売をしている主人公の「泉 卓也」は大好きな車を販売し、経営者になることが夢だった。
しかし、29歳になった今、生活費を稼ぐことで精一杯で、将来に対して不安しかなかった。
実家の両親のことも考え、夢を捨て、サラリーマンとして働くことも考え始めている。

 

そんなある日、仕事帰りの卓也は、高級車に乗った男「弓池」と出会う。
弓池はビジネスで成功しており、仕事は後任の人材に任せることで、働くのは週1日だけ。
奥さんと子供2人に囲まれた幸せな毎日を送っていた。

 

そんな弓池こそが理想の人物であり、
自分を変えてくれると卓也は思った。
そして、弓池に成功の秘密を学ぼうと決意する。
挫折を繰り返しながらも、
経営者になる夢を実現する為に学び続け、
彼は自分が弓池から学んだことを、1つ1つまとめたノートをこう名付けた。

 

"成幸のカニミソ"

 

泉 卓也が成功者への階段を上がってゆく…。

 

 

3,"成幸のカニミソ"が成功へと導く


主人公が物語の中で学んだ
・考えかた
・思考の流れ
をまとめたノート"成幸のカニミソ"に書かれている内容をここで解説していきます。

-成幸のカニミソ-

 

1.あなたは仕事(ビジネス)で成功したいのですか?
それとも人生で成功したいのですか?

・人生の大きな円の中にビジネスという分野が存在するのであり、人生とビジネスは別々ではない。
人生を成功へと導く手段がビジネスであり、家庭や個人を犠牲にしてまで得る成功は成功とは呼べない。

 

2.メモを取り、成功の方法を引き出す

・他人の考えを素直に受け入れること、それは成功への過程である。
自分が他人に大事なことを教えようとする時、教える相手が熱心にメモを取り、
うなずきながら話を聞いていたらあなたはどう感じるだろうか?
嬉しくなり、"本当のコツ"を教えてしまうであろう。

メモを取ることで相手から成功の秘密を引き出していく、これも立派な交渉術だ。

 

 

3."お客を選ぶ"ということ

・お客があなたを選ぶのではない、あなたがお客を選ぶことが大事である。
あなたに文句を言うお客10人より、あなたを信頼してくれるお客1人をターゲットしていく。

悪いお客はお店の価値や、商品の価値を下げてしまう、
本当に良いサービスを提供したいのであれば、良いお客に対してのみ商品販売を行えばよい。

 

 

4.どんな人も成功者として生まれている

・本来は、どんな人でも成功者として生まれている。
今の環境がどうであれ、経済・健康・人間関係・精神全てにおいて豊かになれるのだ。

成功することとは、
”自分が成功者であることを思い出すこと”であり、
貧乏だという考え方を変えるには「私は豊かだ」と言葉にしてしまおう。
そして、100円でもいいので募金をする。
そしてもう一度言おう「私は豊かだ」と。

これに気づいてしまえば、あなたは他人よりも成功に一歩近づく。

 

 

5.投資が先で消費が後

・投資=お金を生み出す買い物のこと
・消費=お金を生み出さない買い物のこと(車、持ち家など)

多くの人は消費を先にしてしまう、なぜなら消費することは"楽しいから"だ。
投資するお金を消費してしまっていては、いつまでも成功はしない。

 

 

6.ホームランを打つ必要はない、ヒットを量産すること

・確実に成功するには、少しの改良で他社に勝つことができる業界を選択する

①.世の中に同じ商売がいくつかあること。つまりは市場があること。

②.2社以上の大手が争う市場ではないこと。競争の激しい市場だと、多数の改良・革新の努力が重ねられていて、入り込む隙がない。
逆に1社が独占しているような場合は、競争がないため、入り込むチャンス

③.入り込む業界の、もうけているやり方を真似する。そして、工夫と改善を付け加えてより良いシステムを作り上げる。そうすれば比較され、簡単に他社に打ち勝つことができる。

 

 

7.構えて、撃って、狙いを定める

・ビジネスは、構えて→撃って→狙いを定める方式であり、
ある程度のプランを考えたら即実行してみる。そして全体の流れを掴んでいく。
そのようにすれば、このプランに何が足りなかったのか・改善点はどこか、が分かってくる。
何度も繰り返し、改善することで成功するプランが練りあがって行く。

ビジネスではPDCAサイクル(経営管理における一連の流れ)が有名であり
「Plan(計画)→Do(実行)→Check(点検・評価)→Action(処置・改善)」
これを繰り返すことにより、質の向上が見込める。

 

 

8.経営に大事なのは、"仕組み作り"

・経営者は起きてしまったトラブルに対して仕組みを作らなければならない。
雇った人間を生かすも殺すも経営者次第であり、生かすためにも"業務マニュアル作成"を怠ってはならない。

例えば、「お客からのクレーム」に対してマニュアルを作成するとしよう。
まずはクレーム対応の流れとして、
社員が電話を受け取る➡お客からのクレーム➡対応する➡終わり
↑この流れでは、電話を受け取った本人しか内容が分かっていない。
大手の取引先からのクレームであった場合は、経営者であるあなたの耳に入ることも無く、最悪の場合は取引を断られてしまう恐れもある。

 

ここでマニュアルを作成するのだが、大事なポイントは3つ、

①.よくある質問・クレームの対応の仕方をまとめた資料を作成し、
全員が同じ対応を出来るようにする。

②.新規の質問・クレームであれば、内容を経営者に伝え、Q&Aマニュアルを更新する。

③.新人でも対応できるマニュアルへと育てていく。

この3つを踏まえてもう一度流れを再現すると、
社員が電話を受け取る➡お客からのクレーム➡Q&A対応マニュアルに従う➡終わり

 

もしも、新規のクレームであった場合は
社員が電話を受け取る➡お客からのクレーム➡経営者に確認する➡クレームをマニュアルに記入し更新する➡終わり

このようして、クレーム処理の仕組みが完成し、
経営者・社員共に不安は解消され"仕組み"が完成する。

 

 

感想

CHANCE~成功者がくれた運命の鍵~の物語は、主人公が成功を掴むまでの過程をうまくまとめていると感じました。
会社を辞めるまで社会の理不尽さを嘆いていた以前の僕自身と重ね合わせながら読み進めることができ、
上記にもある成幸のカニミソは、いつでも読み返せるようにと付箋を貼っていたページでもあります。

 

主人公の「泉 卓也」は「弓池」と出会うわけですが、様々な課題を出されます。
「一週間で利益を出している経営者10人にインタビューしておいで」
「路上生活者と24時間一緒に生活しておいで」

 

口調に似合わずドSな弓池さん。
そんな無理難題をこなしていく卓也に感情移入していきました。

 

全体的には、ビジネスの心構えや、お金に対しての考え方を学ぶことができる内容となっており、
ビジネスの入門編として最適の一冊と言えるでしょう。
今後もビジネスの世界で生きていく一人として、今後も読み返していきたいと思います。

 

レビューをお読みいただきありがとうございました。

 

 

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